普段、運動をしていますか？趣味やダイエット、生活習慣病の予防として運動を行うことが多いですが、近年コロナウイルス流行やデスクワーク、スマートフォンの普及により身体活動レベルの低下・運動の習慣があるという人の割合が減少してきています。厚生労働省によると、身体活動量が多いものや運動を良く行っているものは、総死亡率、虚血性心疾患、高血圧、糖尿病、肥満、骨粗鬆症などの発症率が低いと公表しています。身体活動、運動は身体にどのような効果をもたらすのかを知り、生活習慣に取り入れてみましょう。

高強度の筋力トレーニングから低強度のジョギングなどすべての運動に共通するメリットを紹介します。

・健康促進：心臓、肺の機能を活性化させ糖尿病や高血圧のリスクを減少させます

・体重管理：運動をすることで脂肪を燃焼し、体重をコントロールすることができます

・ストレス軽減：ストレスや不安を軽減させ、メンタルヘルスやで生活の質を向上させます

・睡眠の改善：自律神経のコントロールが効率化し質の高い睡眠を促進します

・自己満足感：運動の達成感や自己満足感を感じることで自己評価を向上させます

・身体レベルの向上：全身を動かすことで組織を活性化させ活動のレベルを上げることができます

このように運動をすることで心因的な問題にも効果があります。それでは具体的にどの程度運動をすれば、健康上効果が表れてくるのかを解説していきます。

生活習慣病の予防などに効果的な身体活動量は、10分程度の運動を一日に数回を行う程度でも効果が期待できます。通勤時の歩行や家事などで意識的に活動量を増やしてみたりストレッチや軽い筋トレを行ってみましょう。また、趣味や地域のコミュニティなどを利用して、人とかかわりながら体を動かすことでより心因的ストレスが軽減され、健康維持にもつながるのでおすすめです。運動習慣のない人は少しづつはじめていきましょう。