・肩、腕にかけてしびれが出る

・腕を上げて作業しているとだるさが出てくる

・肩から腕にかけて血色はなく冷えている

・腕や手に力が入りにくい

・手のむくみ

これらの症状が出ている方は「胸郭出口症候群」であることが考えられます。

家事や仕事、日常生活に支障が出てしまう可能性があり早期に改善する必要があります。

そこで今回は胸郭出口症候群の症状やなりやすい原因、改善策を解説していきます。

胸郭出口症候群になりやすい人の特徴を紹介します。

姿勢の悪さ: 長時間同じ姿勢を保つことや、特定の姿勢が続くことで、胸郭出口付近の神経や血管に圧力がかかりやすくなります。例えば、デスクワークやコンピュータ作業での姿勢の悪さが挙げられます。

筋肉の緊張: 首や肩の筋肉が緊張しやすい人は、その緊張が胸郭出口近くにも及び、圧迫を引き起こす可能性があります。ストレスや過度な運動、持ち物の重さなどが原因となります。

なで肩、巻き肩：特になで肩の女性に発症が多く神経を圧迫しやすい傾向にあります。また、巻き肩も同様で上腕骨と肩甲骨のアライメント異常が起きてしまい筋肉や骨が神経を圧迫してしまいます。

胸郭出口症候群の方のほとんどが姿勢が悪く方が前に入ったような姿勢になってしまっています。そのため肩の運動や呼吸にもエラーが生じてしまい神経を圧迫する原因にもなってしまいます。

姿勢を改善するためにも日々のセルフケアがとても重要になります。そこで今回は、当院の施術でも取り入れている「運動療法」をご紹介します。なかなか時間が取れない方でも無理をせずに徐々に習慣化できるように行ってみましょう。