歩行時に大切なポイントとして「立脚期」と「遊脚期」があります。

「立脚期」とは足がついている期間のことを言い、踵から地面に接地し重心を移動させながら振り子のように効率よく身体を進行方向に押し出します。この時に大事な筋肉が、「大臀筋」、「前脛骨筋」、「下腿三頭筋」になります。大臀筋や背中の筋肉が踵接地をした際に体が前方に倒れないように支えていますまた、前脛骨筋はスムーズな体重移動を行うときに働きこの筋肉の機能が低下するとフットスラップという床に足をついたときに急速に足の裏を接地してパタンと音を立てる歩き方になってしまいます。下腿三頭筋はアクセルの役割があり進行方向に向かって足を振り上げるために地面を蹴る時に強く働きます。

「遊脚期」とは足が浮いている時の状態で、次の一歩を出す準備期間のようなものです。遊脚期に問題が生じてしまうと思っているよりも足が上がっておらず躓いたり、足をぶつけてしまうといったことが起こります。遊脚期に強く働く筋肉は「中臀筋」、「大腿四頭筋」、「腸腰筋」などが主に働いていて、遊脚期には骨盤の挙上や股関節、膝関節の屈曲、中期から終期には伸展と関節の細かい連動動作が多く何か一つの筋肉の問題が生じてしまうと代償動作で体幹や骨盤を左右に倒しながら歩行者してしまうような異常歩行にもつながってしまいます。

当院でも美容鍼も行なっております。

ですが、上記のように戻ってしまうことを説明させて頂いた上で根本的に改善していきたいと言う方はには姿勢改善や栄養指導などのご提案をしています。

セルフケアはもちろんですが、整体やパーソナルトレーニングも行なっていますのでご希望に沿った最適なプランを患者様と共に選択していきます。